家電製品の製造販売を手がけるアイリスオーヤマから8月3日、新しい高圧洗浄機が2機種発売される。

右:FBN-601HG(19,800円)
家庭用の高圧洗浄機はドイツ製のケルヒャーが大きなシェアを占めているが、日立やリョービ、マキタなど、実は多くのメーカーから製品が発売されている。
今回アイリスオーヤマから発売される高圧洗浄機は、稼働している状態での水を吐き出す圧力が業界最高クラスとなる9.0Mpaを実現。頑固な汚れや細かい汚れを短時間で素早く落とすことができるほか、通常のホースリールと比較して1分間の水使用量を約4分の1に抑制することで、節水しながら汚れを落とすことができるのが特徴だ。
高圧洗浄機には用途に合わせて噴射方法を変えることができる2種類のランス(先端部のパーツ)が付属。

広角変圧ランス
ターボランスは螺旋状に噴出される強い水流により頑固なこびりついた汚れに効果的だ。もう一方の広角変圧ランスは扇状の水流により広い範囲を効率よく洗浄でき、噴出の圧力を変えられる変圧機能を備えている。
この2種類のランスを用途に応じて付け替えることで、落としたい汚れや場所に合わせて水流を変えることが可能だ。
高価格タイプの製品「FIN-801EHG/WHG」は洗剤吸い込みホースを内蔵、低価格タイプの製品「FBN-601HG」もフォームランスが付属しているため、落ちにくい汚れがある場合は洗剤と混合した水を圧力で噴射することができる。

フォームランス(FBN-601HG)
両製品とも高圧洗浄機の下部には大きな車輪がついているため、簡単に移動することができる。
高価格タイプは、洗浄機使用時の音を低減した静音仕様で、住宅街などでも近隣宅への騒音が気になりにくいほか、折りたたみ式の取っ手が付いているのでコンパクトに収納することも可能だ。

今回紹介した高圧洗浄機は、8月3日より全国のホームセンターや家電量販店などを中心に販売される。

FBN-601HG