日本製のトラベルバッグブランド「Proteca（プロテカ）」から、IoTを導入したスーツケース「マックスパス スマート」が9月15日に発売された。
本製品のベースとなっているのは、プロテカの「マックスパス」シリーズのスーツケースだ。
「マックスパス」は、100席以上の機内に持ち込めるサイズに対応しつつ40リットルという最大級の容量を確保しているほか、メインの収納スペースとは別に書類やチケットなどを即座に収納できるフロントオープンポケット、体感音量を大幅に軽減した新開発のサイレントキャスターなどを備えており、高い人気を誇っている。
新たに発売された「マックスパス スマート」では、従来品の機能に加えて、スマートフォンの充電切れにも対応できるバッテリーチャージ機能の搭載、充電時もケーブルが不要なコードリールの内蔵、スマートフォンと連携してスーツケースとスマートフォンを相互に追跡できる、トラッキング機能などを搭載したIoT対応端末となっている。
モバイルバッテリー搭載
スーツケース本体の専用ポケットには、スマートフォン約2回分をフル充電可能な5000mAhのリチウムイオンバッテリーを搭載しており、いざという時の充電切れを防いでくれる。
バッテリーはスーツケースから取り外しができるようになっているため、空港での手荷物検査時の準備もスムーズだ。
また、最長約100cmまで伸びるmicroUSBのコードリールが内蔵されており、スマホを充電する際に別途充電ケーブルを用意する必要がなく、スマートフォンを操作しながらの充電も可能。フリーの出力ケーブル＆USBポートが1つあるので充電以外の用途にも対応できる。
コードーリールからの充電イメージ
コードリールは約100cmまで伸長
充電中はLED表示灯が点灯するので充電状況の把握も容易で、防水キャップでカバーされているため雨の日でも安心だ。
スーツケース本体のリチウムイオンバッテリーは、別途ケーブルを用意すればコンセントから充電できる。滞在先のホテルでも、翌日分のバッテリーを就寝中に蓄電することが可能だ。
セパレーションアラート機能の＜TrackR＞搭載
スーツケースにはクラウドGPSトラッカ―の「TrackR」を搭載。スーツケース本体をスマートフォンとBluetoothでペアリングさせることにより、スーツケースやスマホの置き忘れ・紛失を未然に防ぐことができる。
＜TrackR機能詳細＞
（１）セパレ―ションアラート機能
セパレ―ションアラート機能により、Bluetooth を利用したうえで、スーツケースとスマートフォンが一定の距離より離れると双方からアラートが鳴り、不意に起こる紛失や置き忘れを未然に防ぐ。
（２）Crowd Locateで検索
Bluetoothの通信範囲外にスーツケースを置き忘れた場合でも、Crowd Locateを利用し、何万人にも及ぶ他のTrackRユーザーを通して、無くしたスーツケースの最新場所を確認できる。
（３）アイテムリンガー
スマートフォンからスーツケース側のアラートを簡単に鳴らすことができるので、ちょっと置き場所を確認したい時でも瞬時に把握できる。
移動中や手荷物検査時にすぐに出し入れができる利便性の高いフロントオープンポケットには、モバイルバッテリーを収納する専用スペースに加え、13インチのPCが収納できるポケットも備えている。
静音性も従来品より向上。サイレントキャスターのホイール部には、摩擦抵抗を極限まで抑えた高耐久性クロム鋼ベアリングを搭載しており、従来より軽い力で進み、すべるように滑らかな走行を実現している。
ブランド名：プロテカ
シリーズ名：マックスパス スマート
外寸：１サイズ展開（H51×W39×D25cm）
※100席以上の機内持込適応サイズ
容量：39L
重量：3.5kg
カラー：ブラック/シルバー/ホワイト
